【短編マンガ】オススメの作品を紹介！

短編マンガのいいところは，暇な時に少しずつ読めることです．

忙しい時の気晴らしにいかがでしょうか！

竜のかわいい七つの子（九井諒子）

九井諒子作品集 竜のかわいい七つの子 (HARTA COMIX)

九井諒子さんの作品です．本当にいろんな話が書けて凄いなぁと思います．

一冊の本にまとまっていなければ，同じ作者だと気づかないかもしれません．

話も，ファンタジーをベースに様々なジャンルを開拓しています：

タイトル	ジャンル
竜の小塔	中世ヨーロッパ風＋竜＋恋愛
人魚禁漁区	高校生活＋人魚＋将来
わたしのかみさま	中学受験＋かみさま＋成長
狼は嘘をつかない	大学生＋空想病気＋親子
金なし白祿	室町時代（？）＋特殊能力＋親子
子がかわいいと竜は鳴く	古代中国（？）＋竜＋親子
犬谷家の人々	現代日本＋超能力＋ギャグ

どの話も最後にはちゃんとオチがついており，スッキリと読み終えることができます！

竜の学校は山の上（九井諒子）

竜の学校は山の上

これも，九井諒子さんの作品です．

「竜のかわいい七つの子」よりも余韻の残る，切ないラストが多いです．

人間のの抱える悩みをよく観察し，ファンタジー世界にうまく落とし込んでいます．

人の抱える悩みって，環境が変わっても（ファンタジー世界でも）共通なのかなーと思えます．人は人であるがゆえに悩むのかもしれません．

どの作品も本当に魅力的です．

ひきだしにテラリウム（九井諒子）

ひきだしにテラリウム

ついに「竜」から脱却しました！
しかし，「龍」の話があります笑

他の作品では，中世風のお話が多かったですが，今回は殆どが現代〜未来のものです．
オチも，切ないラストではなく，

• あるある系
• うまい！と思わせてくれるもの

になっています．

気楽な作品が好きな方には，本作がオススメです！

将棋の渡辺くん（伊奈めぐみ）

将棋の渡辺くん（１） (週刊少年マガジンコミックス)

将棋の棋士である渡辺明さんの生活をマンガ化したものです．作者はなんと実の奥さんだそうです．

渡辺明さんは，将棋界ではほとんどいない中学生棋士の一人です．大天才ですね．

• 渡辺明 (棋士) - Wikipedia

最初は，棋士がどんな生活をしているのかが気になり，このマンガを手に取りました．しかし，むしろ本作品を読んで謎が深まる一方です．．．

普段の生活を描いているはずが，クオリティの高いギャグマンガになっています！

[まとめ買い] 将棋の渡辺くん

春と盆暗（熊倉献）

春と盆暗 (アフタヌーンコミックス)

最近読んだ短編の中では一番好きです！

読み返してみて驚いたことに，全話で共通していることがありました．それは，

• 会話のやり取り（言葉遊び？）が心地よい！
• 会話を通して，独特な雰囲気を持つ女の子（同年代・お姉さん）と主人公（男）が仲良くなる

ことです．これだけ見ると，何が面白いのかわかりませんね．．．私もわかりません．．．

それでも，雰囲気がとても良いのです！こればかりは，実際に読んで感じ取ってもらうしかありません！

ただし，「言葉遊び」といったワードに嫌悪感がある人には向かないかもしれません．．．